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2020年 10月 04日
すれ違い咬合のその後
すれ違い咬合のその後_f0103459_12302394.jpgすれ違い咬合のその後_f0103459_12293980.jpgすれ違い咬合のその後_f0103459_11114518.jpg前回のすれ違い5症例への対応では、個々のケースに追い回されるばかりで、複数症例を整理して考えることできなかった。

この症例に出会ったのもそれと同じ頃だったが、少し様相の違うケースだったことや、別途にまとめつつあった二冊の「臨床ファイル」や臨床手技の進歩で、一歩違った考え方もできるようになっていた。

最後の口腔内写真は2017年のもので、3本の大臼歯は早期に抜歯したが、小さな1本のインプラントの助けなどもを借りて、下顎前歯は残存してすれ違いからは完全に脱出した。

2000年代に入ってからは、最大の難関はクリアできたので、その維持を目安にして義歯の快適さと存命に留意した。それと同時にKA367構想などへの大きな自信に発展した。

すれ違い咬合のその後_f0103459_11114478.jpg術者と同じ生年で、印象深い患者さんだったが、「すれ違い咬合からの改善として、バランスの取れた咬合接触の回復にシフトし、長期的な対応に変換したことにあった。

咬合高径の安定と確保ということを目安にして、そのために必要な支台装置の選択と配置に努めたことが、安定を呼び込む結果になった。
レジン外冠・金属床なども、経過の中から使用不使用を決めていったが、その発端は初診時の正面観である。
経過の中で3本の大臼歯と早期に決別したことも、下顎前歯の存命に役立ち、義歯の安定の主役になった。




by my-pixy | 2020-10-04 10:24


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