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2021年 09月 10日
過去・現在・未来
過去・現在・未来_f0103459_14215136.jpg火曜会記念講演会のテーマとして「経過観察」がクローズアップされています。長い過去が破局になり新しい処置が必要になった時、どこまでそれを無視するか、未来を見つめて再構築を目指すべきかを決める事は重要な問題です。

数十年前には全顎的補綴方法が問題になった時代もありました。私自身はこの時代に、クラウンブリッジによる全顎補綴を目指し、その後テレスコープによる可撤性のパーシャルデンチャーに移行しました。この時期にはすれ違い咬合の対応など様々な成果はありましたし、臨床的な体系は出来上がりました。
しかし最近では金属材料の高騰、歯科技工の進化などもあり、イプラント・CADCAM などとの断層が広がっています。今後、臨床と大型技工所との間をどうコラボするが問題になってきそうでが、歯科医も技工士も不在の中で、誰が患者さんと補綴処置の間を取りまとめていくのでしょうか。インプラント体と義歯床の間を、レジンで埋めただけという補綴物が横行しないことを願うばかりです。


by my-pixy | 2021-09-10 12:54


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