2007年 01月 21日
![]() この国の歯科医療制度、一体何処に向かおうとしているのでしょう。 いったんアップしてから下記のメールを頂きました。前半はやや儀礼的ですが次からは主催者としてすごく嬉しい内容でしたので、ご本人のご了解をえて掲載させて頂きます。 「突然のメールで失礼します。先生のHP、ブログは以前から拝見させて頂いていたのですが、何よりも長期経過を写真で記録されている事に尊敬の念を抱いておりました。 私は大学卒業後進路も決めずぶらぶらとしていて資格取得後1〜2ヶ月が過ぎた頃、友人が就職予定だった開業医に誘われるがままに就職し、右も左も分からぬままに勤務して半年で患者さんを担当しました。出来ない事・分からない事は先輩の勤務医に聞いたり本を調べたり位のもので、治療方針や診療のノウハウなどに関しては、卒後8年を経過した今でも自分で不安に思います。 卒後3年の勤務後、実家の歯科医院に戻りました。せめて患者さんに迷惑がかからないようにと、週末にセミナーや講演会に出席して色々な知識・技術を得るように心がけていました。実家に戻り5年が経過しましたが臨床の知識が断片的で、一番大切な基礎の欠落はいまだ克服できていません。 エンドの重要性を痛感しセミナーを受けたり、欠損を何とか食い止めたくてインプラントを学んだり、口腔内のトラブルを根本的に防ぐには小児の治療が重要であると考えて咬合誘導の研究会に入会したりと、色々と食い散らかしているのですが、散らかしっぱなしでどうもまとまっていないストレスに悩んでいます。 今回「臨床基本ゼミ」の受講を希望する際に、私の様な何も分からない人間が参加しては講師の先生方にご迷惑ではないかとか、同じ受講生の先生方の足を引っ張ってご迷惑をお掛けしてしまうのではないかと考えていましたが、本日、先生のブログを拝見して、ゼミに卒後2年目の先生が出席されると知り、変な話ですが正直安心しました。 私自身が、歯科医師として1年目の気持ちで受講しようと思っていたからです。そして、卒後2年目で受講する先生を羨ましく感じました。」
by my-pixy
| 2007-01-21 14:49
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