2008年 03月 02日
「義歯の機能とかたち」シリーズ
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 画像は先日の火曜会のタイトルですが、私のHP/my-pixy.comとブログ/土竜のトンネルにわたる「義歯の機能とかたち」シリーズのご案内です。間もなく達成する来訪者30万人に向けて、看板だったデジカメに代えて何かを始めたいと思案していました。
 シリーズ・タイトルは10年以上も使い古したものですが、かたちと機能は両輪として進化するという持論は今も変わりません。現在、インプラント導入に伴う歯科臨床の混乱はその極に達しつつあります。歯科臨床数十年の夢だった人工歯根を手にしたことは素晴らしいのですが、手に入ったのは歯根だけでその上の歯冠をどうするのか、周辺との折り合いをどうするかなどは未解明のままです。

 むかしむかし講座制に分かれた大学教育や臨床を一本化しようと、総合診療科が新設されましたが、その後何かの成果は上がったでしょうか。大学病院を訪れた患者さんが、始めにどの診療科にかかったかによって生ずるバラツキは昔のままです。その中に突然高度先進医療などというお墨付きを得た、インプラント科が割り込んできたのですからいよいよ収拾はつきません。教室の看板は長々しくなって覚えることもできませんが、それより困ることは患者さんへのご案内も、学生への指導もできないことでしょう。縦割り講座の悲劇です。全科を統合するスーパースターなど、何時になっても現れるはずもないのです。

 現場を知らない歯科マス(ミニ)コミは何のポリシーもなく、新時代到来などとわめき立てていますが冗談ではありません。経営者にも編集者にも絶望です。これからは10年間続けてきたWeb世界に、どっぷり浸かりこんで発言していくことになるでしょう。

by my-pixy | 2008-03-02 15:35


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