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2019年 12月 29日
ゴシックアーチとアンコウ鍋
冬場に限らずアンコウ鍋は真鶴でよく登場するメニューでした。その解体方法は火曜会出入りのお寿司屋さんからの耳学問でしたが、下の画像を作っていた人は、その経験も生かしてゴシックアーチ風あんこうの吊るし切りをいち早くマスターしました。こうして夕食準備から深夜のプレゼンまでタイトルは「ゴシックアーチの所見からに」まとまりました。

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by my-pixy | 2019-12-29 11:51
2019年 12月 28日
もくあみ歴史ヒストリア3
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この頃もすれ違い咬合などは、格好のディスカッションの話題でしたが、そろそろ失われた多数歯の回復のために、咬合の回復をどう考えるべきかが大きな話題になり始めていました。

下の写真はポセルトフィギュアと呼ばれていた下顎前歯の全運動野をアクリルのブロックに刻み込んだものですが、今も机の引き出しに転がっています。それが臨床的にどんな役割を果たしてくれるかなどは分かっていませんでしたが、ゴシック アーチ描記やターミナル・ヒンジアキシスとの関係などは、多くの人が理解していました。
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by my-pixy | 2019-12-28 13:06
2019年 12月 22日
NHK・歯が抜けたらどうする?
NHK・歯が抜けたらどうする?_f0103459_12583227.jpgサッカー天皇杯準決勝が決着してタイトルの番組が始まりました。またかと思いましたが少しでも進歩したかと「忍」の一字で1時間番組を見はじめました。しかし蜘蛛の糸にすがるような期待は瞬時にして吹っ飛びます。
下顎6番1歯欠損を想定した、ブリッジか、入れ歯かインプラントかの3本柱で話を進めようというのですから、それだけで「さようなら」なのですが、他に番組もなかったので「忍」を続けました。
しかし中間欠損か遊離端欠損かの別もなく、ブリッジや入れ歯のイラストもまるで6歳児の答案です。中盤になって登場する某国立大学の義歯外来の先生をもってしても流れは全く変わらず、お供の女性も医局員か衛生士かの身分も分からぬまま、自家歯牙移植の話題を持ち込んだりして、混乱に拍車をかけてゆきました。こんな番組が作られるほど情けない状態で歯科補綴学は進んできた訳ではないのにと、心から悲しくなりました。かってこの大学に夢をかけて多くの方々の教えを受け、多くの歯科技工士さんを紹介していただいて、ともに補綴臨床の道を歩んできたのに、まるで悪い夢のようでした。



by my-pixy | 2019-12-22 12:31
2019年 12月 17日
NHK・歴史ヒストリア・学徒動員
太平洋戦争直後、学徒動員された学生たちが特攻機で飛び立つまでの日々をいかに送ったかというドキュメントがNHKの歴史ヒストリアで放映された。その光景はニュース映画などで繰り返し見ていたし、本土空襲、疎開などに追い込まれる寸前の悲劇としてと子供心にも忘れられないものだった。
何枚かの画像は戦後、歯科医となって鹿児島を訪れる機会があった時に、そのの最後の日となった知覧に是非にと訪れた時のものだ。

 この時の写真は放送の日には間に合わなかったが、その後なんとか探し出した。そして出撃前夜深夜まで、この枕元で手記を書いていたシーンなどを思い出していた。オンデマンドで再放送があるとのことで、何人かの方には是非にとお勧めしてともに涙していただいた。当時、私は中学生になったばかりで疎開地福岡にいたので、時間的にも距離的にもあまりにも至近の出来事だったので、子供心にも学徒動員からこの日に至るまでの短い日々を、何を考えながら過ごしたのだろうということは痛いほど理解できた。

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by my-pixy | 2019-12-17 19:58
2019年 12月 17日
臨床と研究
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人さまざまで歯科大学を卒業してからの歯科医人生もかなり多様だ。昔は研究という名の見習いで大学に残る場合と、何らかのツテを求めて知り合いや先輩の元に勤務する形が大半だったが、その様相も随分変わってきたようだ。
配当という名前で担当する患者さんとのお付き合いが始まったのだが、大学院がスタートしてからの大学での臨床はわれわれの頃の主訴対応型ではなくなった。

 来院患者の主訴によって構築されていた大学の臨床と、大学当事者の指向するもので振り分けられていく臨床の違いは、教室の存続や教授会議での新任教授の人選にも大きなドラマや悲喜劇を生みだし続けた。そして現在の教室名は外部の者には全く理解できないように長たらしいものになった。
 週1日私が胸ときめかせて通いつづけた石原教室などは、今となっては全く特異なものだったのだ。私たちが尊敬し惹きつけられた「冲中重雄先生」をご存知な方も少なくなった。


by my-pixy | 2019-12-17 11:15
2019年 12月 16日
歯科医学って何だろう・2
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智歯の話から始まった過去の自分の論文の見直しは、複雑なことにはならなかった。クラウンブリッジ・セラミックスなどと対象は代わっても、師と仰いで来た先生方はほぼ同系列の同年代の先輩で、私はその模倣に終始していたからだ。少し年月が経ち模倣した手法にほつれが出てきたこともあっったが、カッパーバンドの印象に始まるクラウンブリッジの問題などは、材料機材の進歩によるもので部分的修正が可能だった。

次の大きな壁はペリオに始まるパーシャルベンチャーの大きな壁だったが、ここでの課題に特効薬はなく1970年という年代が、プラークコントロールとともに重いドアーを開いてくれたように思う。いわば影の仕掛け人によってもたらされたことは幸せだったが、この事実は現在にまで尾をひくことになっている。

パーシャルデンチャーについての私のレポートは1970年に始まり、臨床ファイルシリーズに引き継がれてきたが、すべては事後の症例報告で反省すべき点は逐一記載してきた。現在は臨床第一線は退いたができる限りの情報発信はするよう心がけている。
今回も、急激に変貌していく歯科出版業界の変貌ぶりにまたペンを取り出した。




by my-pixy | 2019-12-16 11:45
2019年 12月 14日
歯科医学って何だろう
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 このタグは私のブロクの最大のテーマで、その解明を目指してあれこれと模索することが私の重要な臨床課題でした。数十年前の海外旅行から始まって、そのルーツを求めて模索を繰り返してきました。その過程では様々な気づきや発見もありましたが、ペリオがよく分からなかった1970年以前は、暗中模索で無駄な繰り返しも少なくありませんでした。
 咬合に関する諸問題などの糸がほどけてきて、進むべき道は次第にクリアになりましたが、それでも迷いは続きます。臨床の進路として大切にしてきた経過観察が、必ずしもその指針とはならないことが重くのしかかってきたからです。経年経過をどう捉えるべきか、目標設定は可能かといった自問自答が続きます。自分の職業寿命が残り少なくなる中での新たな命題です。挑戦ばかりで押し通しきた手法は通用しなくなりました。


by my-pixy | 2019-12-14 10:16
2019年 12月 12日
脱帽最敬礼
脱帽最敬礼_f0103459_14091164.jpgゴチャゴチャになってっていたブログを見かねて、昔からのネットのお友達が電話を下さいました。
一緒に画面を見ながら、HTMLの威力でバタバタといくつかの記事を手直しして下さいました。それに助けられて火曜会での発言のヒントも生まれ、懸案のプレゼンは1/10に省略されました。
例会は波風もなく終了し20年間の喉のつまりも無くなりましたが、次はそのまとめをどうしたものかと思案を始めました。まずはあまり必要もなさそうな記事のカットして、次のステップをと静岡地区のお友達を!とのぞいてみると、何と私がまとめたかった中間結論が申し分なく、バイリンガルでアップされているではないですか。一気に肩の荷物は無くなり好天にも恵まれ散歩に出てきました。
故障していた記念のシャーペンもどら焼きと一緒に帰ってきて、一気に春が来た感じです。



by my-pixy | 2019-12-12 13:41
2019年 12月 01日
ケース・プレゼンテーション
ケース・プレゼンテーション_f0103459_11022716.jpgわれわれ歯科開業医として自分の経験をレポートすることは、自分自身にとって不可欠なことであろう。患者さんが求めていることへの対応は簡単な場合もあるがとめどもなく難しいこともある。
局所的な問題を確認するだけは簡単でも、なぜ問題が起こったのか、再発はないかなどを考えていくと、問題は次第に複雑になる。簡単な虫歯!とケリがつくような問題も、どんな人がどんな状況でといったサブファクターは千差万別で同じ繰り返しはない。
繰り返し思い悩んでもケリがつかず、誰かに相談したくなることがケースプレの始まりだが、そのためにはことの始まりからの要点だけでも言葉で伝えなければならない。伝えるべき要点は、どんな人がいつ、どこで、といった項目だけでも多項目になるが、相談相手によっては追加、差し替えなしには終わらない。グループでの発表となれば聞く耳はさまざまで、限定したつもりの相手といえども伝わり方は千差万別で、聞き手の数だけ異なった物語が生まれる。それが交錯するデイスカッションでは話はダシガラ状態になってくることが少なくない。そんなカツオだしや、トンコツの片ずけをしながら、まだ懲りずにこんなブログを書いている。


by my-pixy | 2019-12-01 10:50