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2019年 12月 17日
NHK・歴史ヒストリア・学徒動員
太平洋戦争直後、学徒動員された学生たちが特攻機で飛び立つまでの日々をいかに送ったかというドキュメントがNHKの歴史ヒストリアで放映された。その光景はニュース映画などで繰り返し見ていたし、本土空襲、疎開などに追い込まれる寸前の悲劇としてと子供心にも忘れられないものだった。
何枚かの画像は戦後、歯科医となって鹿児島を訪れる機会があった時に、そのの最後の日となった知覧に是非にと訪れた時のものだ。

 この時の写真は放送の日には間に合わなかったが、その後なんとか探し出した。そして出撃前夜深夜まで、この枕元で手記を書いていたシーンなどを思い出していた。オンデマンドで再放送があるとのことで、何人かの方には是非にとお勧めしてともに涙していただいた。当時、私は中学生になったばかりで疎開地福岡にいたので、時間的にも距離的にもあまりにも至近の出来事だったので、子供心にも学徒動員からこの日に至るまでの短い日々を、何を考えながら過ごしたのだろうということは痛いほど理解できた。

NHK・歴史ヒストリア・学徒動員_f0103459_19534028.jpg


# by my-pixy | 2019-12-17 19:58
2019年 12月 17日
臨床と研究
臨床と研究_f0103459_16482430.jpg
人さまざまで歯科大学を卒業してからの歯科医人生もかなり多様だ。昔は研究という名の見習いで大学に残る場合と、何らかのツテを求めて知り合いや先輩の元に勤務する形が大半だったが、その様相も随分変わってきたようだ。
配当という名前で担当する患者さんとのお付き合いが始まったのだが、大学院がスタートしてからの大学での臨床はわれわれの頃の主訴対応型ではなくなった。

 来院患者の主訴によって構築されていた大学の臨床と、大学当事者の指向するもので振り分けられていく臨床の違いは、教室の存続や教授会議での新任教授の人選にも大きなドラマや悲喜劇を生みだし続けた。そして現在の教室名は外部の者には全く理解できないように長たらしいものになった。
 週1日私が胸ときめかせて通いつづけた石原教室などは、今となっては全く特異なものだったのだ。私たちが尊敬し惹きつけられた「冲中重雄先生」をご存知な方も少なくなった。


# by my-pixy | 2019-12-17 11:15
2019年 12月 16日
歯科医学って何だろう・2
歯科医学って何だろう・2_f0103459_11472501.jpg
智歯の話から始まった過去の自分の論文の見直しは、複雑なことにはならなかった。クラウンブリッジ・セラミックスなどと対象は代わっても、師と仰いで来た先生方はほぼ同系列の同年代の先輩で、私はその模倣に終始していたからだ。少し年月が経ち模倣した手法にほつれが出てきたこともあっったが、カッパーバンドの印象に始まるクラウンブリッジの問題などは、材料機材の進歩によるもので部分的修正が可能だった。

次の大きな壁はペリオに始まるパーシャルベンチャーの大きな壁だったが、ここでの課題に特効薬はなく1970年という年代が、プラークコントロールとともに重いドアーを開いてくれたように思う。いわば影の仕掛け人によってもたらされたことは幸せだったが、この事実は現在にまで尾をひくことになっている。

パーシャルデンチャーについての私のレポートは1970年に始まり、臨床ファイルシリーズに引き継がれてきたが、すべては事後の症例報告で反省すべき点は逐一記載してきた。現在は臨床第一線は退いたができる限りの情報発信はするよう心がけている。
今回も、急激に変貌していく歯科出版業界の変貌ぶりにまたペンを取り出した。




# by my-pixy | 2019-12-16 11:45
2019年 12月 14日
歯科医学って何だろう
歯科医学って何だろう_f0103459_13030827.jpg
 このタグは私のブロクの最大のテーマで、その解明を目指してあれこれと模索することが私の重要な臨床課題でした。数十年前の海外旅行から始まって、そのルーツを求めて模索を繰り返してきました。その過程では様々な気づきや発見もありましたが、ペリオがよく分からなかった1970年以前は、暗中模索で無駄な繰り返しも少なくありませんでした。
 咬合に関する諸問題などの糸がほどけてきて、進むべき道は次第にクリアになりましたが、それでも迷いは続きます。臨床の進路として大切にしてきた経過観察が、必ずしもその指針とはならないことが重くのしかかってきたからです。経年経過をどう捉えるべきか、目標設定は可能かといった自問自答が続きます。自分の職業寿命が残り少なくなる中での新たな命題です。挑戦ばかりで押し通しきた手法は通用しなくなりました。


# by my-pixy | 2019-12-14 10:16
2019年 12月 12日
脱帽最敬礼
脱帽最敬礼_f0103459_14091164.jpgゴチャゴチャになってっていたブログを見かねて、昔からのネットのお友達が電話を下さいました。
一緒に画面を見ながら、HTMLの威力でバタバタといくつかの記事を手直しして下さいました。それに助けられて火曜会での発言のヒントも生まれ、懸案のプレゼンは1/10に省略されました。
例会は波風もなく終了し20年間の喉のつまりも無くなりましたが、次はそのまとめをどうしたものかと思案を始めました。まずはあまり必要もなさそうな記事のカットして、次のステップをと静岡地区のお友達を!とのぞいてみると、何と私がまとめたかった中間結論が申し分なく、バイリンガルでアップされているではないですか。一気に肩の荷物は無くなり好天にも恵まれ散歩に出てきました。
故障していた記念のシャーペンもどら焼きと一緒に帰ってきて、一気に春が来た感じです。



# by my-pixy | 2019-12-12 13:41
2019年 12月 01日
ケース・プレゼンテーション
ケース・プレゼンテーション_f0103459_11022716.jpgわれわれ歯科開業医として自分の経験をレポートすることは、自分自身にとって不可欠なことであろう。患者さんが求めていることへの対応は簡単な場合もあるがとめどもなく難しいこともある。
局所的な問題を確認するだけは簡単でも、なぜ問題が起こったのか、再発はないかなどを考えていくと、問題は次第に複雑になる。簡単な虫歯!とケリがつくような問題も、どんな人がどんな状況でといったサブファクターは千差万別で同じ繰り返しはない。
繰り返し思い悩んでもケリがつかず、誰かに相談したくなることがケースプレの始まりだが、そのためにはことの始まりからの要点だけでも言葉で伝えなければならない。伝えるべき要点は、どんな人がいつ、どこで、といった項目だけでも多項目になるが、相談相手によっては追加、差し替えなしには終わらない。グループでの発表となれば聞く耳はさまざまで、限定したつもりの相手といえども伝わり方は千差万別で、聞き手の数だけ異なった物語が生まれる。それが交錯するデイスカッションでは話はダシガラ状態になってくることが少なくない。そんなカツオだしや、トンコツの片ずけをしながら、まだ懲りずにこんなブログを書いている。


# by my-pixy | 2019-12-01 10:50
2019年 11月 30日
4K.8K.カメラで描けないもの
4K.8K.カメラで描けないもの_f0103459_12502261.jpgNHKが総力を挙げたアフリカ、タンザニアからのテレビ番組です。4K8Kカメラ・ドローンを投入した2時間番組というふれこみでしたが、内容は機材の紹介と心ないタレントのおしゃべりばかり。バックアップ用として撮り置かれた河馬の大集団の入浴とライオンのにらみ合いだけがまばゆいシーンでした。
画像は1886年に出版された岩合光昭さんの写真集です。30年近く昔の著書ですが、静止画でも動物たちの自然の姿や人と自然の係わりが申し分なく伝わってきます。南極のペンギンたちの越冬を経験し、現在の世界中のねこたちとの関わりを見つめる岩合さんの優しい眼差しを痛いほど感じるのです。

話は大きく変わりますが、われわれプレゼンテーションでも一番大切なことは、症例となる患者さんを見つめる目にあることは間違いありません。「おきて」という簡明なタイトルには語りきれないほどの多くの思いが込められています。






# by my-pixy | 2019-11-30 21:44
2019年 11月 28日
蔵王どっこ沼
蔵王どっこ沼_f0103459_20330835.jpgこの写真は先日ご紹介した須佐美氏の作品集の裏表紙です。美しい写真ですが私も酷似した写真を持っています。まだゴンドラなどもない頃、樹氷を見ようと温泉からスキーを担いで登ってきました。事件はこの直後に起こりました。池の薄氷が割れて片足が水没、大慌てで小屋にとんで帰り乾燥室へ。裏表紙に選ばれた情景をお分りいただけたでしょう。そんなことはつゆ知らないスタディグループの若手が先日「今年は蔵王に行こう!」などと言ってきました。もう昔のことで小屋も沼もなくなったでしょうが、スキー場のコースはその後もイマイチで温泉と樹氷の蔵王は変わりませんでした。


# by my-pixy | 2019-11-28 20:37
2019年 11月 27日
須佐美康治写真作品集
須佐美康治写真作品集_f0103459_15371362.jpg
金子一芳大兄
先日、ちょっと話したと思いますが、昔々の学生時代からとそのあと数年ほどの間、つまり60年前後昔の撮り溜めてあったモノクロ写真を50枚ほど集めて写真集にしてみました。出来上がってみると、2・3枚の写真を除いて殆どが貴兄と一緒に撮ったものか、4階の暗室で見てもらってプリントしたもの、あるいは月例で見せたものばかりの写真です。
というわけで、どうしてもこの写真集を貴兄には見てもらいたいと思い送る次第です。笑わず見て、何か思いが湧いたら知らせてください。
他にこの写真集を見てもらいたい人はもういなくなりました。
早々。

大型の写真集ですのでスキャナーにも入らず、右側が切れてしまっていますが1953〜1966撮影、2019年刊行の堂々たる作品集です。まだフィルムの種類も少なく、暗いところの撮影などに苦労したことなどを思い出しました。
 何より最後の文章がグサリときましたが、それでもたった2〜3冊の写真集製作に勇気を与えられました。中身までご紹介できなのが残念です。須佐美康治氏は私のブログ「とりとめもない話」の作者でもあり、最初の40日間世界一周貧乏旅行のパートナーでもありました。(旅と写真の話)


# by my-pixy | 2019-11-27 15:37
2019年 11月 10日
久しぶりのデンタルショー
久しぶりのデンタルショー_f0103459_09121687.jpg久しぶりのデンタルショー_f0103459_09122892.jpg久しぶりのデンタルショー_f0103459_10415248.jpg
どのみちそれほど名作ができるわけでもなく、泣く子と地頭には勝てずと諦めて、ブログ任せの記事のアップに切り替えてみました。

好天に誘われ新橋から初めての「ゆりかもめ」とやらに乗ってビッグサイトまで、ドバイでもきた様な異次元空間の始まりです。

京橋からタクシーで来たことはあったと思うのですが海の上をトロッコで渡って来たことはなかったので、これが今のトウキョウ!と驚きの連続でした。駅の数は10以上、数十分をかけて異国の旅は佳境に入ります。






下の写真は東京技研のブースでモルモットになっていた時のスナップです。
患者の体験を予備体験できるとのことでしたがどんな出番があるのかは?でした。


# by my-pixy | 2019-11-10 09:14
2019年 11月 08日
なかなか思うに任せない
なかなか思うに任せない_f0103459_14235884.jpg
2006年から使ってきたブログの記事管理がめまぐるしく変わり、新規画面でアップするたびに悪戦苦闘しています。

これまでは「旧管理画面に戻る」などというボタンもあって何とかなっていたのですが、少数派民族はいよいよ追い詰められて新規記事のアップの度にバタバタしています。
急速なブログ族の落ち込みを何とかしたいと焦りから入力画面は様変わりして、使いたいボタンや見出しなどはどんどんなくなってしまいます。流れに棹さしていつまで頑張れるかまさに薄氷を踏む思いです。

これまでは「旧管理画面に戻る」などというボタンもあって何とかなっていたのですが、少数派民族はいよいよ追い詰められて新規記事のアップの度にバタバタしています。
急速なブログ族の落ち込みを何とかしたいと焦りから入力画面は様変わりして、使いたいボタンや見出しなどはどんどんなくなってしまいます。流れに棹さしていつまで頑張れるかまさに薄氷を踏む思いです。



# by my-pixy | 2019-11-08 11:12
2019年 10月 31日
NHK.BS・マチュピチュ大絶景
NHK.BS・マチュピチュ大絶景_f0103459_1342265.jpg昔から行って見たかったところでしたが夢は実りませんでした。しかし個人的に行ったとしてもとても見られなかったような視点、解説付きで2時間の番組に大満足でした。一般観光客が入れない場所、時間の景観や、精緻を極めた石の建造物が惜しげもなく紹介されましたが、その原点になっている思想のおおらかさと精緻な建築物の共存は素晴らしいものでした。
見終わってから本棚の隅にあった1冊の本をパラパラ見しました。写真家としても好きだった田沼武能さんの写真ブックですが、巻末の「インカの幻影を追って」という章に500年冷凍のまま眠る続けるインカの少年が紹介されていました。そして「祇園精舎の鐘の声」を頼りにインカの王道を旅してきましたと結ばれていました。テレビとは違うなと思いました。
田沼武能さん今年の文化の日に叙勲されました。写真家としては珍しいことです。

NHK.BS・マチュピチュ大絶景_f0103459_13592937.jpg


# by my-pixy | 2019-10-31 12:57
2019年 10月 28日
ヨット仲間のミーティング
ヨット仲間のミーティング_f0103459_118114.jpg
ヨット仲間のミーティング_f0103459_11535248.jpg志摩ヨットクラブの菅井さんがレースで上京中ということで、ヨット仲間が久しぶりで集合しました。写真は数年前のマダガスカルに同行した元永氏で、あわや総入れ歯!!という崖っぷちからの奇跡の復活者ですが、最近はディズニーシーのボート修復などもよくある仕事になっているようです。


 2枚目のチャートは私にとって忘れられない記録です。まさかまさかの一本の下顎犬歯が、インプラントの力を借りたとはいえ立ち直り、10年余の逆転劇を支える大黒柱になっています。ペリオは決して得意種目ではありませんが、生体側のギアがうまくかみ合ってくれると、「自然と生体に学ぶバイオミミクリー」などというキャッチコピーを思い出させるドラマが見られました。

 10年前、絶望的状態でも残っていたのは下顎の犬歯で、そのわずかな記憶が下顎位と咬合を安定してバトンタッチしてくれました。その傘下で上下の顎堤も総義歯も安定しています。

# by my-pixy | 2019-10-28 11:09
2019年 10月 20日
パソコン2台体制の混乱
パソコン2台体制の混乱_f0103459_10115673.pngこの1週間は基本ゼミ準備のためアジトに出勤していました。決められていたテーマのプレゼンをまとめていたためですが、ここで新入りのiMacがちょこちょこ邪魔をしてくれて、何度も大騒動になりました。特に最終段階では出来上がったプレゼンのホルダーが、デスクトップ上から突如消失するなどの事件もあり青くなりました。

 次の問題は長期経過を見てきた本人と、後からそれを見聞きする人とのギャップです。両者の間には時代経験などの大きなギャップがあります。今回のわがチームの年齢差も数十年、受講生との差はさらに大きく、生まれ育った環境も全く違います。セラミックなどの長期経過に意義はあるか、すでに「過去のこと」なり葬り去られたこととの選別はどうするかなど迷いは続きました。しかしプレゼン後の発言などから全員ではないにしても、きちんと理解してもらえた人もあったことが分かりホッとしました。
 

# by my-pixy | 2019-10-20 10:44
2019年 10月 15日
長期経過から見えるもの
長期経過から見えるもの_f0103459_16181447.jpgこの週末は2019年最後の臨床基本ゼミです。日程は記録していましたがタイトルはお任せのままにしていました。パソコンの引越しなどでバタバタしていて、気がつくとなかなか難しいタイトルになっていました。長期経過症例はどちらかといえば得意なのですが、セミナーは相手があってのこと、前回の記憶などを思い出すとまたパーシャルデンチャーの話をしても関心は持ってもらえそうもありません。
急遽方針を変え、セラミックなど10年ほど前に関心を持っていた症例を見直しました。と言っても最近のジルコニアなどには全く関心がないので持っていません。長期経過ということでそれ以前のものにフォーカスを当てて画像を並べ替えました。パソコンが変わったりして少々手こずりましたが、横長の大画面で見ていただけるようほぼ準備は完了しました。
思いもかけぬ台風直撃で、被害を受けられた方も少なくありませんが、熊本方面の方はまずまずのお天気かと思います。

# by my-pixy | 2019-10-15 16:21
2019年 10月 10日
引きこもりは許さない!
引きこもりは許さない!_f0103459_1418627.jpg自宅の方は一段落して台風前の好天を楽しんでいたところ、綺麗にかたづいたブログを見て、一部に抵抗勢力からクレームがつきました。
何だかんだと言っている間に、広々した空間にはiMacが持ち込まれてしまいました。消費税アップの直後だというのにご覧の有様です。一旦持ち帰っていたハードディスクが出戻ってきてあっという間にバックアップができ、2台体制が構築されてしまいました。
このところあまり働いていなかったCDプレーヤーも付いてきて、引きこもり許さず体制もどんどん進んでいます。嬉しい様な恐ろしい様な不思議な心境です。

# by my-pixy | 2019-10-10 14:23
2019年 10月 05日
アジトから引きこもりへ
アジトから引きこもりへ_f0103459_09445975.jpg
長年、診療室で連れ添ってきた仲間たちですが、アジト組を伴って白金台に集まってきました。現役中は受付に、待合室に、診療室に別れ別れになっていた家具たちも大集合です。マダガスカルなどからやってきた新入りたちも、フォンテネル先生や寺田先生から頂いたアフリカの人形なども集まっていますが、実はこの場所、ついこの間までは4畳半の押入れだったところです。

違う時期に購入した椅子、机や、キャビネットも、生まれ育ちは忘れて仲良くしている間に、一つにまとまってきたのは不思議です。新入りのパソコンも何となく遠慮がちのようです。

問題はこの椅子と、テレビの前の椅子の間を往復するだけの毎日になることです。今日も良いお天気で冷暖房もなくても快適です。明日はアジトに出勤することにしていますが、あとかたずけの様な仕事しか残っていませんから???です。


# by my-pixy | 2019-10-05 09:55
2019年 10月 03日
1992・岩合さん・ペンギン大陸
1992・岩合さん・ペンギン大陸_f0103459_1444490.jpg1992・岩合さん・ペンギン大陸_f0103459_15351577.jpgデビューの「海からの手紙」から11年の年月を経て南極とペンギンの総集編です。流石にこちらを見てしまうと前作はたどたどしくさえ見えてきます。すでにペンギンから「猫」への転進も決まっていましたし、極地で大掛かりな取材はこれが最後という「別れの手紙」でもあったような気がします。アマゾンで探されるとしたらご紹介した4冊の中では文句なしにこれがベストです。

# by my-pixy | 2019-10-03 14:45
2019年 09月 30日
岩合さん撮影のこつ
岩合さん撮影のこつ_f0103459_1142249.jpg岩合さん撮影のこつ_f0103459_80316.jpgワイルドライフなど動物の生態を記録した番組は大好きでよく見ています。しかし南極やタンザニアなどで長い時間を過ごされながら、今は世界中の猫と仲良く過ごされている岩合さんのお話を伺っていると、同じネイチュア写真家として過ごされたお父様の撮影スタンスとは、決定的に違うものを感じました。

 「海からの手紙」の5年後第2作は「サバンナからの手紙」でしたが、タンザニア長期滞在中の動物写真は僅か1年後に「おきて」にまとめられました。3冊の写真集を見ていて感じることは、1冊ごとに進路は変わっていったことです。特に家族3人のタンザニア長期滞在の中で、ネイチャーフォトグラファー岩合さんの視点は身近な猫に、その手段は写真集からビデオに大転換されたことを感じます。

 写真集からテレビへの転身は、見る人の数の激的な革命をもたらし、取材方法も対象もマスメデイアだけに絞り込まれたのでしょう。消えゆく希少動物から何処にでもいる猫に絞ることで、「対象との対話」は極めて重要な課題になったと思います。「いいこだね!」で始まる岩合さんの対象との接近は、この時から始まったようです。

 岩合さんが父親から受け継いたネイチャーフォトグラファーとして心は、「おきて」で次の世代に伝えられながら、ご本人は次世代の4K8Kテレビの世界に夢をかけていらっしゃるようです。羨ましいヒーローです。

# by my-pixy | 2019-09-30 07:37
2019年 09月 28日
動物写真家50年
動物写真家50年_f0103459_11174025.jpg
動物写真家50年_f0103459_12174684.jpg今ではすっかり世界中の猫物語で、NHKも独占するネーチャーカメラマン・プロデユーサーになられた岩合さんですが、その生まれ育ちなどについての詳細は知りませんでした。1981年朝日新聞から出版された「海からの手紙」は衝撃的で一度でファンになりました。その後2回もナショナルジェオグラッフィクスの巻頭を飾られたことも大きな話題になりました。

昨日、思いもかけず岩合さんのヒストリーが放映されていました。第2作目の「サバンナからの手紙」ではまだ4才だった女の子連れで一家をあげてタンザニアに滞在され、すっかりヒロインになっていましたが、当のご本人も子供時代にはお父様の撮影旅行に同行されていたとのことでした。


動物写真家50年_f0103459_1113343.jpgオンデマンドはなさそうなので、途中からはメモがわりにテレビ画面の撮影にも大忙しでした。下の写真は初期の写真集3冊です。

# by my-pixy | 2019-09-28 15:55