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2013年 03月 14日
ニコン機種選択のチェック項目
フィルム時代はメーカーの人達とのコンタクトもあって、圧倒的にペンタックスでしたが、1990年代にはデジタル化対応の遅れもあってニコンになり現在に到っています。この時代は気に入った機種があれば5〜10年は使い続けていましたが、D1以降はほぼ1年ということになってしまいました。この間使った機種一覧は昨日書いた通りですが、D80で少し安定する1999年から2006年までは悲惨な日々でした。スライドとはほど遠い色調に振り回されていたのです。
 デジタルになって少し安定したのは2007年のD300からですが、その背景にはRAWデータの定着があります。関連記事は当時のブログなどにも残っています。この後は次々に登場する「画期的新機種」に振り回されてきましたが、そんな中で私が重視してきたことは以下のような仕様です。
 1. カメラの作りと重量
 2. 光学ファインダーの重視(視野率・倍率)
 3. カラーエンジンの進化
 4. AFモーターの内蔵
 5. 動画機能や可変背面モニターなどの軽視
もちろん価格も問題ですから、D1、愛用中D1Xi以降はターゲットはいつも中級機に絞ってきました。5.にはだまされず1〜4を重視してきましたが、その時々で妥協が必要なこともあります。たとえば現在なら新製品のカラーエンジンはすべてExpeed 3ですが、私が愛用中のD7000は一つ前のExpeed 2です。それではD7100に買い換えるかとなるとまだその時期ではないと思っていますし、7万と12万という価格差を考えるとこれから買われる方への候補にも残ると思います。
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 2013臨床基本ゼミ、もう消えたかと思った○○テクノ、○○スペシャルなどの亡霊は徘徊を続け、画像処理ソフトなしでパワーポイント任せのプレゼンは健在。RAWを使っている人は皆無でした。歯界展望に連載してからそろそろ10年、ブログでも繰り返し、カメラのセミナーも回は重ねてもこんなものかとがっくりしますが、スマホの延長線上にしか画像を考えない人達には無理なことなのでしょう。

by my-pixy | 2013-03-14 08:48
2013年 03月 13日
賢いデジタル1眼レフ選び
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D1、D1X、D100、D70、D80、D200、D300、D7000、D600、1999年から2012年までの13年間ニコン様にご奉仕してきたデジタル1眼レフのラインアップです。次が記念すべき10台目ですが、途中で愛想をつかしてキャノンEOS20Dに鞍替えしていたこともありましたから、デジタル1眼全体では10台に達しています。ほとんど1年に1台のピッチで買い換えになってきましたから、バカなことをという一言ですが、その度にわずかながらも機能は向上してきましたから、次がでれば変えざるをえなかったのです。特に最初の2台は見かけと価格だけは高級機でしたがひどい画像でした。どうやらまともになったのは2006年の年D80からですが、デジタルをあきらめスライドに戻した人もかなりありました。

 われわれの上納金と企業内リストラでその後は、ほぼ順調に推移しているようですが、ひとが変わって物づくりのポリシーなどは忘れ去られて、その場限りの誇大宣伝ばかりが目につくようになりました。毎年のように発表される新機種には何かの進歩は見られますが、誰も先を見る人はいませんから、行き当たりばったりのことが目につきます。品揃えを広げて1台でも多く売りたいのです。当時の技術不足からAPSCなどという新規格を押しつけ、あたかも35ミリの延長のように粧いながら、何とか状況が改善されると昔のことにはほおかむりして、フルサイズだ FX だと売りまくるのには本当に腹が立ちます。ぐちを並べても仕方ないのですが、そうした歪みはまだ残っていますから、新年度を迎えるにあたり、老婆心からのアドバイスを書いてみます。


 ニコンの罪状の第一はフィルム時代に確立していたリングストロボ組み込みのマクロレンズ「メディカルニッコール」の放棄です。ほとんど独走状態だったこのシステムを放棄しただけでなく、以後それに変わるべき単体のリングストロボさえ製造しないまま現在に到っています。

by my-pixy | 2013-03-13 11:43
2013年 03月 08日
カメラの記事はもう書かない
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 2012年3月に発売予定だったD800がタイの洪水の影響で大幅に延期になりイライラさせられた。ようやく8月頃になって入手したが、秋のフォトキナでは同じフルサイズのD600が発売される。D7000の価格が安いなと思っていたらD7100が出てきた。こちらもローパスフィルターはなし。D800Eに始まったローパスフィルターレスは各社におよびペンタックスなども右に倣えである。
 DXからFXにしても根幹になる部分をこんなに節操もなく変えられては、何を信じて行けば良いのかまったく分からなくなる。下手なことを書けばそのツケを垂れ流すことにもなりかねない。他の理由もあるがリングストロボや推奨機種などについてのコメントもうっかり発言ができなくなった。

by my-pixy | 2013-03-08 17:58
2013年 01月 19日
書画カメラの応用(電子手鏡 2.)
f0103459_8383172.jpgf0103459_8464036.jpg 2013.1.10 の「電子手鏡」という呼び方ですが、最初の歯科雑誌原稿の時点ではわれわれが多用している拡大鏡を、一歩前進しようという思いであいまいな造語を使いました。

 当時使っていたエルモのDT70は、実物投影機と呼ばれていて、最初はチェアサイドで修復物の修正が主目的でした。その後やや低倍率の機種をテレビへのデンタルX線投影機として使うようになりました。

当時はOHP全盛時代でこれも同じジャンルに入る製品でしたが、OHP衰退とともに存在意義は低下して、呼び名もはっきりしなくなりました。書画カメラという呼び方はそうした中でショボショボ芽生えたものですが、まだ広く認知されたとはいえない状態です。名前も用途もはっきりしないということは左の画像ののように雑多な機種が混在することになってい ます。

 画素数が上がらないデータ・プロジェクタ(これも古い呼び名です。スライドプロジェクターは完全に消えました今はただプロジェクタでよいのかもしれません。)を探して半年ごとぐらいにネット検索は続けていましたが、どちらも成果はありませんでした。

 今回も同じ様なことからELPDC20に目が止まりました。同じ様な形態の3機種がそろってきたことで方向性が出てきたのかなと思いました。特に光学12倍を売り物にした新製品に注目しました。

 デンタルX線写真だけでなく、カメラのファインダーもズームレンズも、デジタルは美しくないからです。今や消滅の危機にある50吋シャープ亀山モデルですが、私の院内ではケースプレを上回る画像を提供してくれています。HDMIの接続も効果を上げているのかもしれませんが、グレースケールは実にきれいで旧エルモの比ではありません。

by my-pixy | 2013-01-19 08:39
2013年 01月 18日
電子手鏡はいま
 長年愛用してきたプロジェクターが不調になり、エプソンに電話をしたところ「2001年の製品でアフターは完了しました。」と当然のように断られました。カメラに比べると機能的な進歩はほとんどないはずなのに10年でおさらばとは!とかっときました。少し様子を調べてみましたが小型、軽量、高輝度以外には何も進歩はありませんでした。

f0103459_1450821.jpg そんな中で書画カメラの変化が目に止まりました。1998年本格的デジカメ前夜に診療室に導入しようと模索し、土竜のトンネルにも電子手鏡のすすめというタイトルで復刻しています。(2006.4)この間中核として頑張ってきたのはエルモDT70というアナログ機です。

 このエルモ2台は10年以上が過ぎた今も健在で頑張っています。長野オリンピックの時の36吋のブラウン管テレビは交代し、口腔内写真を中心に考えていた画像はすっかりデンタルX線写真に特化しましたが、診療室でのテレビの利用頻度は反対に高まり、患者さんへの説明だけでなく術者の治療用ツールとしてもなくてはならないものになっています。

 エプソンDLP20はエルモより大きくそれほど進化したともいえませんが、3世代目の製品でそれなりにこなれた形態になっています。また光学12倍、フルハイビジョン対応ということの効果か白黒画像は抜群のきれいさです。プロジェクターで腹を立てたのにすぐにまた騙されてしまうことは反省していますが、チェアサイドにはすんなり溶け込みました。

 ブラウン管テレビ時代にはケースプレなどで使っているレザーポインターを自由に使っていましたが、液晶テレビになってからはこれが効かなくなりました。ポインターの出力の大きな物なら辛うじて見えるのですが通常のものはまったく見えません。仕方なく昔の指し棒を使っていましたが今度はパソコンなしでマウスで書き込めます。しかしこれが役立つかどうかはまだ不明です。

by my-pixy | 2013-01-18 18:09
2012年 12月 20日
リングストロボ応用術
f0103459_1333244.jpgf0103459_1347338.jpg  雑用に追われてさぼっていましたが、この間の来訪者の行く先をチェックすると、リングストロボとリアエントリーのスキー靴でした。後者は1回履いて放棄してしまったというのに何故か再三登場します。

 こんな話しはその後のラングの話しで充分なのですが、もう一つのストロボライティングの方は何も説明をしませんでしたので追加をしておきます。

本来リングストロボは真正面からのライティングをする道具ですが、画像のように取り外していろいろな角度からも照明できます。ニッシンのストロボはTTL自動調光ですから、こんな風にバックライトにしてもそれなりに調光してくれます。

 作例はこれからも出てきますが、デジタルカメラならではの特性を生かしていろいろトライしてみてはいかがですか。ケースプレの写真はどう見ても楽しいものが少なすぎます。

by my-pixy | 2012-12-20 13:18
2012年 11月 08日
ライティング
f0103459_1038630.jpg 今に始まったことではありませんが、写真にとって光ほど重要なものはありません。色も重要ですが色と云っている中には透明感も含まれています。昨日の硬質レジンインゴットの写真などはその悪質な例です。
 われわれの口腔内写真は、風景写真でいえば太陽を背にした順光光線下の撮影で、形だけを写し取る面白さもない写真です。口腔内はリングストロボ頼りでそれもやむを得ないのですが、たまには工夫も必要です。この遊離端欠損義歯、遊離端欠損部分を限界ぎりぎりまで延長する必要に迫られました。対顎との関係で7の人工歯を外して床を延ばしましたが、それをはっきりさせるため光源を動かしてみました。

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 下の人形は北欧のトロールですが、光の方向や位置を変えると表情まで変わってきます。リングストロボをカメラから外し、白い反射ボックス内で撮っています。ときどきこんな遊びもないと楽しくありません。

by my-pixy | 2012-11-08 10:41
2012年 10月 30日
MF18のテスト画像
今日のeMaxのケースの記録です。上半分はRAWデータをいじっていますが下半分はそのままです。RAW、JPGの差は僅少で中にはJPGの方がましかなと思われる物もありますが、2939、2940などセラミックを黒バックで撮ったものだけは大幅調整をしましたが、それ以外はかなりのレベルです。これでフルオート4万円ならあまり文句はないでしょう。ニコン、キャノンの差も無くなりますから言い訳はきかなくなります。

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夕方、高円寺のニッシンの会社に行ってきましたが、一般のストロボに比べるとリングストロボはマイナー。その中でも花や昆虫などを撮る人達に比べると,歯科は更に更にマイナーなことを痛感させられました。この製品だけが限定ダイレクト販売なのはあまりにも売れる数量が少なくて営業経費が出ないからだそうです。歯科って何時もそうなんですね。

by my-pixy | 2012-10-30 19:00
2012年 10月 28日
八つ当たり
f0103459_16321371.jpg ニコンは栄光のメディカルニッコールの歴史を持ちながらその後継になるリングストロボを準備していません。(2012.10.3)このことが最初のデジタル一眼レフD1以来、ニコンユーザーの歯科医を苦しめることになりました。無理を承知で Penntaxのリングストロボを使ったり、100個以上のLEDを敷き詰めたリングストロボまがいを作ったりしたあげくに辿り着いたのが、プリミティブなストロボ、ミニリングRWでした。
 TTL自動調光はできないので、口腔内写真の特性を組み込んだ「1/2倍一定倍率撮影作戦」で何とか切り抜けようとしたものです{2005)デジタル一眼のカラーエンジンの未成熟もあって、RAW画像使用との組み合わせである程度の定着は見るようになりました。
ITTL、ETTL、PTTLなどメーカー単位のシステムは少しずつ導入されましたが「ストロボ TTL撮影は可能だが接写では正確に作動しない!」は定説になりつつありました。

 こんな事情もあったからでしょうかニコンはリングストロボを封印してしまいました。それに代わるものとして「ニコンクローズアップスピードライトコマンダーキットR1C1」などと云うオバケを、とんでもない価格で売ってきました。どう考えてもシステムになり得ない製品で、アクセサリー総合カタロクにも小さなイラストしか載っていませんしこの写真を探すのも苦労しました。
  ところがマニアックな人は、こんなモンスターに興味を示すようです。私が悪徳商法と目の敵にしている○○○○○○と風貌も似ています。アクセサリー総合カタロクに小さく載っているだけでも困ったものですが、根絶のためビックカメラで現物を確認してきました。ニコンコーナーでは出向のニコン社員でさえ、カタログを何度めくっても見つけられずにあせっていました。そして同じコーナーにシグマのリングストロボを展示していました。診療室はもちろんのこと技工室でも使用禁止です。

by my-pixy | 2012-10-28 11:07
2012年 10月 26日
モグラ流 MF18の使い方
f0103459_18235670.jpg 少々手こずりましたがトータルの組み合わせや使用方法も整理しました。ミニリングと比べると発光部が大きいのは気になりますが、使い勝手はよくなりますし、現在の市場価格からはD7000という高級機を使っても、これまでで最も高性能、低価格になるはずです。日によって多少の価格差はあっても通販でも購入できますし、発注後1〜2日で配送されるはずです。

 量産品を組み合わせただけですから、特別な使用法はありませんが導入のご案内はするつもりです。もっと安いボディを使えばなどと欲張らずに、きれいなカラーエンジン、クリアなファインダーで素晴らしい臨床写真を蓄積して下さい。われわれははるかに大きな出費に耐えてきましたし、このセットに不満を持たれるようならあなたは相当なエキスパートです。
 老婆心ながら高性能ストロボに取り組まれると、カメラのオートとストロボのオートの優先順位などに迷われることもあるでしょう。確かにTTL自動調光というのは便利なシステムで、フィルム時代には完成の域に達していました。問題が起こったのはフィルムに代わってCCDなどの撮像素子が入ってきてからのことです。その後、暗黒時代が続きましたが、ようやく最近になって復活の兆しが見えてきました。MF18もアクセサリシューにある接点もその一環です。

 これまでミニリングでマニュアル撮影をされていた方は、MF18が届いたら、リングストロボだけを交換し、そのままの設定で撮影できます。電源部の設定はAでもTTLでもかまいませんが、私はここもフルオートにしています。絞りは22〜32のどこにおいてもストロボが同じ露出になるよう調光してくれますから距離が近くても遠くてもお構いなしです。もちろんオートフォーカスも使えますがこちらは好き好きです。

 ほぼ順調なテストが続いてきましたが、気になることが一つあります。電池の消耗です。レンタルについてきた単3電池が2日目に空になり、手元の充電用ニッケル水素に入れ換えました。始めに充電状態をチェックしてテストを続けていましたが、翌朝も空になって誤作動が起こりました。ミニリングの2倍も使っているのにとビックリしました。D800もD7000に比べるとひどく大食いで戸惑っていますが、今回もメーカーの人との雑談中、電源部にカラー表示をしていることの言い訳をしていたことを思い出しました。オートパワーオフの時間を短縮したり、気がついたときはまめに電源をオフにするなどに心がけています。マイコン、カラー液晶などを多用し、エコに背を向けた高級機の問題点です。

by my-pixy | 2012-10-26 12:13