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2019年 12月 04日
蔵王どっこ沼
この写真は先日ご紹介した須佐美氏の作品集の裏表紙です。美しい写真ですが私も酷似した写真を持っています。まだゴンドラなどない頃、樹氷を見ようと温泉から登ってきました。事件はこの直後に起こりました。薄氷が割れて片足が水没。大慌てで小屋にとんで帰り乾燥室へ。裏表紙に選ばれた訳をお分りいただけたことでしょう。

そんなことはつゆ知らないスタディグループの若手は先日「今年は蔵王に行こう!」などと言ってきました。もう昔のことで、小屋も沼もなくなったでしょうが、スキー場のコースはイマイチで「温泉と樹氷」の蔵王は変わりません。
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by my-pixy | 2019-12-04 20:37
2019年 11月 30日
4K.8K.カメラとドローンと
f0103459_12502261.jpgNHKが総力を挙げたアフリカ、タンザニアからの動物ロケが放映されました。数々の新機材を投入した2時間番組というふれこみでしたが内容は機材の紹介ばかり。バックアップ用として投入された岩合さん河馬の大集団の入浴とライオンのにらみ合いだけが唯一の興味深いシーンでした。
考えればこの手の番組では、キャッチフレーズのような見出しだけでタイトルはっきりしません。「ダーウ”インがきた」とか「ワイルドライフ」などという分類で大体の内容を想像しそれ以上のことは分からないでも事は足りるからです。

画像は1886年に出版された岩合光昭さんの写真集です。30年近く昔の著書ですが、今回の近代の機材なしでも、動物たちの自然の姿や人と自然の係わりが申し分なく伝わってきます。それと同時に南極のペンギンたちの越冬を経験し、現在の世界中のねこたちとの関わりを見つめる岩合さんの優しい眼差しを痛いほど感じるのです。

話は大きく変わりますが、われわれプレゼンテーションでも一番大切なことは、症例となる患者さんを見つめる目にあることは間違いありません。「おきて」という簡明なタイトルには語りきれないほどの多くの思いが込められています。






by my-pixy | 2019-11-30 21:44
2019年 10月 31日
NHK.BS・マチュピチュ大絶景

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f0103459_13592937.jpg昔から行って見たかったところでしたが夢は実りませんでした。しかし個人的に行ったとしてもとても見られなかったような視点、解説付きで2時間の番組に大満足でした。一般観光客が入れない場所、時間の景観や、精緻を極めた石の建造物が惜しげもなく紹介されましたが、その原点になっている思想のおおらかさと精緻な建築物の共存は素晴らしいものでした。

見終わってから本棚の隅にあった1冊の本をパラパラ見しました。写真家としても好きだった田沼武能さんの写真ブックですが、巻末の「インカの幻影を追って」という章に500年冷凍のまま眠る続けるインカの少年が紹介されていました。そして「祇園精舎の鐘の声」を頼りにインカの王道を旅してきましたと結ばれていました。テレビとは違うなと思いました。
田沼武能さん今年の文化の日に叙勲されました。写真家としては珍しいことです。


by my-pixy | 2019-10-31 12:57
2019年 10月 28日
ヨット仲間のミーティング
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f0103459_11535248.jpg志摩ヨットクラブの菅井さんがレースで上京中ということで、ヨット仲間が久しぶりで集合しました。写真は数年前のマダガスカルに同行した元永氏で、あわや総入れ歯!!という崖っぷちからの奇跡の復活者ですが、最近はディズニーシーのボート修復などもよくある仕事になっているようです。


 2枚目のチャートは私にとって忘れられない記録です。まさかまさかの一本の下顎犬歯が、インプラントの力を借りたとはいえ立ち直り、10年余の逆転劇を支える大黒柱になっています。ペリオは決して得意種目ではありませんが、生体側のギアがうまくかみ合ってくれると、「自然と生体に学ぶバイオミミクリー」などというキャッチコピーを思い出させるドラマが見られました。

 10年前、絶望的状態でも残っていたのは下顎の犬歯で、そのわずかな記憶が下顎位と咬合を安定してバトンタッチしてくれました。その傘下で上下の顎堤も総義歯も安定しています。

by my-pixy | 2019-10-28 11:09
2019年 10月 03日
1992・岩合さん・ペンギン大陸
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デビューの「海からの手紙」から11年の年月を経て南極とペンギンの総集編です。流石にこちらを見てしまうと前作はたどたどしくさえ見えてきます。すでにペンギンから「猫」への転進も決まっていましたし、極地で大掛かりな取材はこれが最後という「別れの手紙」でもあったような気がします。アマゾンで探されるとしたらご紹介した4冊の中では文句なしにこれがベストです。

by my-pixy | 2019-10-03 14:45
2019年 09月 30日
岩合さん撮影のこつ
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ワイルドライフなど動物の生態を記録した番組は大好きでよく見ています。しかし南極やタンザニアなどで長い時間を過ごされながら、今は世界中の猫と仲良く過ごされている岩合さんのお話を伺っていると、同じネイチュア写真家として過ごされたお父様の撮影スタンスとは、決定的に違うものを感じました。

 「海からの手紙」の5年後第2作は「サバンナからの手紙」でしたが、タンザニア長期滞在中の動物写真は僅か1年後に「おきて」にまとめられました。3冊の写真集を見ていて感じることは、1冊ごとに進路は変わっていったことです。特に家族3人のタンザニア長期滞在の中で、ネイチャーフォトグラファー岩合さんの視点は身近な猫に、その手段は写真集からビデオに大転換されたことを感じます。

 写真集からテレビへの転身は、見る人の数の激的な革命をもたらし、取材方法も対象もマスメデイアだけに絞り込まれたのでしょう。消えゆく希少動物から何処にでもいる猫に絞ることで、「対象との対話」は極めて重要な課題になったと思います。「いいこだね!」で始まる岩合さんの対象との接近は、この時から始まったようです。

 岩合さんが父親から受け継いたネイチャーフォトグラファーとして心は、「おきて」で次の世代に伝えられながら、ご本人は次世代の4K8Kテレビの世界に夢をかけていらっしゃるようです。羨ましいヒーローです。

by my-pixy | 2019-09-30 07:37
2019年 09月 28日
動物写真家50年
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f0103459_12174684.jpg今ではすっかり世界中の猫物語で、NHKも独占するネーチャーカメラマン・プロデユーサーになられた岩合さんですが、その生まれ育ちなどについての詳細は知りませんでした。1981年朝日新聞から出版された「海からの手紙」は衝撃的で一度でファンになりました。その後2回もナショナルジェオグラッフィクスの巻頭を飾られたことも大きな話題になりました。

昨日、思いもかけず岩合さんのヒストリーが放映されていました。第2作目の「サバンナからの手紙」ではまだ4才だった女の子連れで一家をあげてタンザニアに滞在され、すっかりヒロインになっていましたが、当のご本人も子供時代にはお父様の撮影旅行に同行されていたとのことでした。


f0103459_1113343.jpgオンデマンドはなさそうなので、途中からはメモがわりにテレビ画面の撮影にも大忙しでした。下の写真は初期の写真集3冊です。

by my-pixy | 2019-09-28 15:55
2019年 02月 05日
石灰岩
f0103459_1044269.jpg最近地下洞窟、地下水路などのテレビにはまっていますが、そこでは「石灰石」という言葉が頻繁に出てきます。残念ながら私のフィルムライブラリーにはその典型例はありません。ただ洞窟の入り口になる山の入口でよく見かけるのはこんな光景です。
この場所はワオキツネザルが住んでいるマダガスカルの北部ですが、ラオスでもギアナ高地などでもその入り口はこんな感じで、通り抜けられそうな割れ目をなんとかパスして行くと、うまく当たれば巨大空間に突き当たるということです。「こんなとこ入っていて帰り道は??と」恐ろしいような割れ目の先に巨大空間という意外性がマニアを引きつけているのでしょう。このマダガスカルでもサル君たちは数百メートルの大岸壁を気楽に行き帰りしていますが、そんな後をついて行くことなど人には不可能です。観光で訪れる人もそんなキツネザルに出会えれば幸せなはずです。
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一方、最初タンザニア、南アフリカなどで発見されたシイラカンスは、最近インドネシア海域で何度も見つかっています。大陸の大移動に乗って移動したのでしょうか。?


by my-pixy | 2019-02-05 10:44
2019年 02月 03日
ドーバーの白い壁
f0103459_1326891.jpgこのところグレートネイチュアにはまっています。再放送! に騙されたり、オンデマンドの方が良かったりもしますが、昨日は今はフランスとイギリスに分断されている純白の断崖が地層的には繋がっていること、モンサンミッシェルとそっくりの僧院がイギリスにもあるという話です。取材には海峡をまたいで行ったり来たりで大変そうでしたが、両側から証人や地層学者まで登場して退屈しませんでした。
 戦争や単独飛行など話題の多いドーバー海峡ですが、個人的にもパリから北上して左折するこの領域には何度も訪れたことがあって多少の土地勘もあり、潮の干満に大きな差があることはセーリングでも経験していました。それでもこんなに美しい白い断崖に魅せられて、あのモネも何度も訪れていたということなどはちっとも知りませんでした。

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下の写真はだいぶ昔ですが、モンサンミッシェルにも近いところでデイクルージングをした時のものです。このヨットのデザイナー、オーナーなどが一緒でしたが、潮の干満が大きいので、バラストは上下できるようになっていましたが、それでも出入港に潮待ちが必要でした。日本では考えられないことです。

by my-pixy | 2019-02-03 13:17
2019年 01月 21日
メコンを探す
f0103459_1113648.jpgマダガスカルに比べると文献検索には苦労しそうな予感だったが、朝一の丸善で予想以上の2冊が見つかりました。まだ中身は見ていませんが、ガイドブックとしてはともかく、テレビ放送のメモリとしては充分の写真が並んでいます。ただいずれも大部隊を組んでの記録なので、同じことを夢見ても地下河川やカルスト台地の夢を実現することは
個人レベルではなく、「地球の歩き方」レベルの観光ツアーとのギャップは大きそうな感じもしました。今でも三蔵法師、孫悟空の世界と紙一重なのかもしれません。

まずはBSオンデマンドがおすすめで、そこから一歩を踏み出すにはマダガスカルどころではない周到な準備が必要になりそうです。同級生の三浦雄一郎もアコンカグア登頂をギブアップしたようですし。

by my-pixy | 2019-01-21 11:20